こんにちは!新年あけましておめでとうございます。
2021年もあしながBASEをどうぞよろしくお願いします。
さて、めでたい年始ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、首都圏や東海地域、近畿地方を中心に緊急事態宣言が発令されてしまいましたね。一刻も早く元どおりの生活をしたいところですが、まずは一人一人が感染拡大防止に努めることが大切です。ところで、みなさんの中にはコロナの影響で、アルバイト収入が減ってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方々が利用できるかもしれない休業支援金・給付金制度を紹介させていただきます!
※この制度に関する個別の質問はあしながBASEではお答えしかねます。詳しくは下記の「参考リンク」から担当の機関にお尋ねください。
※掲載されているのは記事編集時の情報です。最新の情報とは完全に一致しないことがあります。
どんな給付金なの?
新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金という制度です。新型コロナウイルス感染症及びそのまん延防止の措置の影響により休業させられた中小企業の労働者のうち、休業中に賃金(休業手当)を受けることができなかった方に対し、支給される支援金・給付金となっています。詳細は厚生労働省新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金特設ページからご覧ください
どんな人がもらえるの?
はじめに、以下の2点を確認してください。
- 中小企業*で働いている
- 期間中に休業手当を受けたことがない
*中小企業ってなに? 中小企業は資本金と労働者数、そして業種によって範囲が変わってきます。範囲は以下の通りですが、業種によって異なるので。バイト先の管理職の人に聞いてみるのが間違いないでしょう。厚生労働省 「『支援金・給付金支給要件確認書』の中小企業主の範囲について」より
この2点を満たした上で、所定の申請書類の記入を進め、受理されると支給されます。ただし、期間に期限がありますので注意してください。また、アルバイトでも給付を受けることができるので、学生や高校生でも申請することができます。さらに、コロナ以前とバイト先が異なっていても、給付対象である可能性があります。詳しい条件はページ一番下の参考リンクから特設ページにアクセスし、問い合わせてみてください。

いくらもらえるの?
休業前の1日当たりの平均賃金の80%とし、休業した日数分もらえます。
(ただし、1日当たりの平均賃金は11,000円が限度)
【時給900円で週3回、1日4時間】働いていた人の場合
まず、必要なのは休業前の1日当たりの平均賃金です。
この場合、1日4時間のシフトなので
900円×4時間=3,600円
と計算し、平均賃金は1日当たり3,600円となります。
次に、この内の80%が支払われることになります。
1日平均3,600円の80%は
3,600円×0.8=2,880円となり、2,880円となります。
週3回ですと1ヶ月で約12回の勤務になるので
2,880円×12=34,560円となるので、34,560円が支給されます。
休業はしてないけど、時短営業でバイトの時間が減った場合は?
時短営業で減った場合でも、支給対象となります。ただし、時短で勤務した場合に大事なのが、何時間働いたかです。4時間以上の勤務ですと、通常の勤務と同じ扱いとなり支給対象から外れてしまいます。
4時間未満だと給付の対象となり、0.5日としてカウントされます。ここで、先ほどと同じ条件で考えてみましょう。
【時給900円で週3回、1日4時間】働いていたが、6回が時短で2時間の労働となり、残りの6回は通常通り勤務できた場合
時短になってしまった6回分のみ給付されます。
2,880円×(0.5日×6回分)=8,640円となり、8,640円が支給されます。
どうすればもらえるの?わからないときは?
郵送、もしくはオンラインで申請することができます。
新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金のWebページから必要書類のダウンロードや、オンライン申請の際に必要なマイページ登録が可能です。
加えて、わからないときは電話で問い合わせるのがおすすめですし、動画で知りたいという方は下記の「参考リンク」から国会議員さんが解説している動画もありますので、参照することもできるでしょう。
まとめとネクストアクション
申請することができる条件を確認しましょう。
✅ バイト先は中小企業である
✅ 過去にバイト先が休業もしくは時短営業してしまい、休業補償をまだもらっていない
✅ 締め切り日にまだ間に合う
以上の条件を満たしていることを確認して、新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金のWebページから手続きをはじめましょう。オンライン申請ですと、記入の抜け漏れを気にする必要がないので、オススメです。
※この制度に関する質問はあしながBASEではお答えしかねます。詳しくは下記の「参考リンク」から担当の機関にお尋ねください。
参考リンク
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金特設ページhttps://www.mhlw.go.jp/stf/kyugyoshienkin.html
【緊急解説】バイトもOK!国からの休業補償制度を解説します
https://youtu.be/Rjl_JqVdOGw