新たな挑戦、プログラミングを通して得たもの【Tech Runway参加者インタビュー】

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昨年末にNPO法人CLACKさんが主催するプログラミング教室 “TechRunway” が行われました。あしながBASEでも、会場に近い関西在住のみなさんにお知らせをしたところ、多くの方からの応募がありました。そこで、あしなが育英会の高校奨学生で実際に3ヶ月間のプログラムに挑戦した高校1年生(現2年生)のひなさんに感想を聞いてみました。

ひなさんが参加したTechRunwayとは?

NPO法人CLACKさんが開催する高校生限定のプログラミング教室。費用は無料で、週2回3ヶ月間に渡って学び最後までプログラムに参加すると、パソコンがもらえる。Tech Runway卒業後にプログラミングの案件をもらって仕事をしたり、IT系の会社でアルバイトをはじめる生徒もいる。

いつか本格的にやってみたかったプログラミング

阿部:ひなさん、TechRunwayへのご参加、お疲れ様でした!まず、振り返ってみてどうですか?

ひなさんプログラミングをできたのが嬉しかったです。興味は持っていたのですが、プログラミングって正直よくわからなかったんですよね。参加してみると、そもそもプログラミング言語がたくさんあるというのをはじめて知りました。この言語はこういうのに向いているといったの特徴も知れましたし、こんなに複雑な世界なんだなと感じました。

阿部:奥深さを感じたんですね。プログラミングをはじめるときって霧がかかっているようなもので、先がよく見えないですよね。そういえば、どうして元々興味を持っていたのですか?

ひなさん中学生のときに、技術の授業でパソコンを扱う単元があって、それがとても楽しかったんですよね。そのときは本当に触れてみただけだったので、いつか本格的にやってみたいと思うようになりました。今回のTech Runwayははじめに基礎的なものを学んだあとに、自分の作りたいものを作っていくような進め方でした。最終的には、3ヶ月くらいで自分の作りたいwebサイトを作れるようになりました。

阿部:え〜!すごいですね。どんなサイトを作ったんですか?

ひなさん私が通う高校の生徒に向けた情報をまとめたサイトを作りました。文化祭や体育祭についてなど、通っている人にしかわからないようなことを掲載しています。

勉強とのバランスがとりやすい環境だからこそ続いた。

阿部:他の受講生はどうでしたか?大阪から集まる他の学校の生徒たちと学ぶ機会ってなかなかないですよね。

ひなさん和気あいあいとしていて、すごく良い雰囲気でした。みんなそれぞれ好きなサイトを作っていましたね。勉強に集中するためのBGMを流せるサイトを作ったり、タイピングゲームを作っている子もいました。どれもweb上のブラウザで動くサイトでしたね。雰囲気が良かったのも理由があって、毎回集まるたびに、チェックイン・チェックアウトという授業のはじめとおわりに近況を報告をしあったり、雑談したりする時間があったからなんです。最初は緊張しましたけど、大学生が各グループに1人ついてくれて、3〜4人のチームで仲良くなれるので、3ヶ月も通ったらどんどん打ち解けて仲良くなれました。

阿部:学校との両立は大変でしたか?

ひなさん正直ギリギリでした。学校が7時間目まであって遅く終わるので、Tech runwayの開始時間ぴったりに着くくらいでした。学校から直接自転車で会場まで向かっていたんですけど、学校が終わってすぐに出発する。まるで部活のような感覚ですね。でも、テスト直前であれば休んで良いよと言ってくれたり、勉強とのバランスがとりやすい環境でした。あまり厳しくなかったからこそ続いたのかもしれません。

いまは保護者の方はお母さんですか?お母さんからは参加するときになにか言われましたか?

ひなさん:「せっかくだし良いんじゃない?」と快く参加を許してくれました。

そうだったんですね。お母さんも応援してくれたんですね。最後に、将来やりたいことや進路について教えてください。

ひなさん:正直、将来の夢とかは決まっていないんです。グループについてくれる大学生の話を聞いたり、大学はいわゆる文系・理系の垣根があまりないところが良いなって思っています。

阿部:ありがとうございました。

Tech Runway | 高校生向けプログラミング教室
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