酒井CHS振興財団による、労災遺児等である学生を対象とした「労災遺児等奨学生制度」の募集が開始されました。特に、理工系・医療系の学部に在籍の場合は特待生制度も活用できますので、条件に当てはまる方は応募を検討してみてはいかがでしょうか。
*今回ご紹介する奨学金制度についての質問はあしなが育英会ではお答えできませんので、担当の窓口にお尋ねください。
労災遺児等である学生とは?
- 労働災害で死亡した労働者の子である学生
- 労働災害で障害者又は傷病者となった労働者の子である学生
- 労働災害で障害者又は傷病者となった労働者本人である学生
上記3点のいずれかに当てはまる学生が「労災遺児等である学生」にあたります。
給付内容
高等学校、高等専門学校及び専修学校の高等課程:月額2万円(年間24万円)
短期大学、大学、大学院及び専修学校の専門課程:月額3万円 (年間36万円)
毎月1回、1年間の支給となります。
応募資格
- 親が労働災害(遺族・障害・傷病補償年金の受給対象となるものに限る。以下同じ)を被った子 又は自らが労働災害を被った本人
- 高等学校(特別支援学校の高等部を含む。)、短期大学、大学、大学院若しくは高等専門学校又は専修学校の専門課程(修業年限2年以上に限る。)若しくは高等課程(修業年限3年以上に限る。) に在籍していること
- 学術優秀、健康かつ品行方正であること
- 経済的に学費の確保が困難であること
応募締切
2022年5月19日
※申請書類必着
募集人数
毎年30人程度
応募方法
必要書類は以下の通りとなります。
- 奨学金受給希望申込書
- 奨学金受給希望学生推薦書
- 在学証明書
- 成績証明書 ※新入生の場合は除く
- 直近 1 年以内に学校で受診した健康診断書又はその写し(入手できる場合)
- 所得証明書
- 労働者災害補償保険年金証書の写し
- 戸籍謄本(全部事項証明)(写し)
詳しくは奨学生募集のご案内をご参照ください。
その他の事項
近況報告書や奨学生交流会への出席をはじめとした順守事項があります。詳しくは募集要項をご確認ください。
特待生制度について
応募資格を満たす学生の中で、以下の条件に適合する方は特待生に応募できます。特待生は支給期間が2年間となります。
- 大学の理工系または医療系学部・学科(修業年限4年以上に限る。)に在籍していること。
- 卒業までに必要な在籍年数が2年以上あること。
Canpassでも確認できる!
応募の際は締め切りに注意し、計画的に書類を作成してくださいね。今回紹介した労災遺児等奨学生制度は、奨学金検索サイトCanpassでもみることができますので、ぜひ活用してみてください。