奨学金の応募時期は大学入学後のみとは限りません。出願前に応募する奨学金もあるんです!
そこで関東・関西にある主要な私立大学の中で、2021年12月の現在から応募できる大学独自の予約型奨学金をご紹介します 。今回は関東編です!
*今回ご紹介する奨学金についてのご質問は、あしなが育英会にお尋ねいただいてもお答えできません。各奨学金の担当窓口にお尋ねください。
早稲田大学|めざせ!都の西北奨学金
募集対象・人数
約1,200名 (第一回・第二回 合計)
2022年度一般選抜・共通テスト利用入試、総合型選抜、学校推薦型選抜(指定校推薦入試を含む)を受験する者で、首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)以外に設置された通信制を除く国内高等学校もしくは中等教育学校の出身者、または首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)以外に居住する者で通信制高等学校の出身者が対象です。
その他、父母の「令和3年度(令和2年中)の所得証明書」記載の収入・所得金額を合算した金額が給与・年金収入金額(控除前) 800万円未満、事業所得とその他所得が金額が350万円未満の者といった所得基準などがあります。*その他の条件はこちらからご確認ください。
給付内容
4年間継続支給
*国の修学支援制度との併給が可能です。
政治経済学部、法学部、文化構想学部、文学部、 教育学部(文系)、商学部、社会科学部 | 450,000円 国による修学支援新制度との併給の場合は100,000円 |
人間科学部、スポーツ科学部、国際教養学部 | 650,000円 国による修学支援新制度との併給の場合は150,000円 |
教育学部(理系)、基幹理工学部、 創造理工学部、先進理工学部 | 700,000円 国による修学支援新制度との併給の場合は200,000円 |
応募期間
2022年1月6日(木)~ 1月20日(木)消印有効
応募方法
ホームページから書類をダウンロードし、必要書類の作成・準備を行い、申請フォームへの入力・郵送で応募となります。
上智大学|上智大学新入生奨学金
募集対象・人数
人数は明記がありませんが、2022 度上智大学入学試験出願者で、上智大学への入学を第一志望とする者で、経済的理由により入学が困難、かつ出身学校(現在の在籍校もしくは最終出身校)の成績が優秀な者などが対象です。*その他の条件はこちらからご確認ください。
また、父母等の年収合計が、給与収入で 700 万円(税込)、営業所得等で 400 万円を超える場合は採用が難しくなりますが、この金額を超えている場合でも、家族数や就学者数などを含む経済状況によっては採用されることがあるとの記載が要項にあります。
給付内容
「新入生奨学金規程」に基づき選考し、採用者については下記のいずれかの額が給付されます。
① 授業料相当額(年額)
② 授業料半額相当額(年額)
③ 授業料 3 分の 1 相当額(年額)
*入学年度のみの給付ですが、次年度以降も授業料減額の奨学金を希望する場合は、「上智大学修学奨励奨学金」という制度があり、こちらに応募できます。
応募期間
2021年12月6日(月)~2022年1月7日(金)*一般入試の場合
応募方法
ホームページから申請書をダウンロードし、必要書類の作成・準備を行い、郵送にて応募となります。
青山学院大学|地の塩、世の光奨学金
募集対象・人数
約 350名(予定)
2022年度一般入学試験または大学入学共通テスト利用入学試験で青山学院大学を受験する者で、東京都(島しょ部を除く)、神奈川県、埼玉県及び千葉県以外の道府県に父母(父及び母がいない場合は、代わりに家計を支えている者)が居住し、入学時より本学へ自宅外から通学する者が対象です。
「令和3年度所得証明書(令和2年分の収入・所得がわかるもの)」に記載の収入・所得を父母合算した金額が給与・年金収入800万円未満(税込)、その他(事業所得など)350万円未満の者などの所得基準もあります。
国による「高等教育の修学支援新制度」に申請していない、もしくは申請したが不採用になった者が対象です。場合によっては修学支援制度の方が支給額が高くなる可能性があります。
*その他の条件はこちらからご確認ください。
給付内容
年額 50万円(給付)
原則4年間の継続支給
※毎年の進級時に学業成績及び家計状況による継続審査があります。
応募期間
2022年1月7日(金)~2022年1月20日(木)
応募方法
ホームページから必要書類の作成・準備を行い、応募フォームよりエントリーとなります。
立教大学|自由の学府奨学金
募集対象・人数
一般入試・大学入学共通テスト利用入試枠:約490名
立教大学への入学を志望する首都圏以外(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県以外)の高等学校等出身者で、経済的理由により入学が困難な受験生が対象です。
また、全体の評定平均値が、本奨学金申請時点で「3.5以上」という学力の基準もあります。
この他には、「令和3年度所得証明書(令和2年分の収入・所得がわかるもの)」に記載の収入・所得を父母合算した金額が給与・年金収入800万円未満(税込)、その他(事業所得など)350万円未満の者などの所得基準もあります。
※ 国が実施する「高等教育の修学支援新制度」の利用を検討している場合、本奨学金との併願は可能ですが、入学後に当該制度の対象者となる場合は、本奨学金との併給制限(支給額の減額や不支給等)があると要項に記載があります。
*その他の条件はこちらからご確認ください。
給付内容
奨学金額は年額50万円(理学部は70万円)
毎年の申請・審査により2年目以降も継続受給が可能
応募期間
2022年1月6日(木)~1月19日(水)消印有効
応募方法
ホームページから申請書をダウンロードし、必要書類の作成・準備を行った上で郵送での応募となります。
専修大学|専修大学進学サポート奨学生
募集対象・人数
80名(全学部全学科)
2022年度大学入学共通テスト利用入学試験(前期・後期)、一般選抜(全国・前期・後期入学試験)のいずれかで専修大学を受験し入学を強く希望する者で、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県以外にある国内の高等学校および中等教育学校の出身者が対象です。
加えて、評定の全体平均が3.5以上で、「令和3年度所得証明書(令和2年分の収入・所得がわかるもの)」に記載の収入・所得を父母合算した金額が給与・年金収入800万円未満(税込)、その他(事業所得など)350万円未満の者といった所得基準などもあります。
*その他の条件はこちらからご確認ください。
給付内容
奨学金額 授業料の半額相当額を支給
支給期間 原則4年間継続支給
※毎年進級時に、学業成績および家計状況等による継続受給の判定を行います。
応募期間
2021年12月13日(月)~ 2022年 1月 7日(金) 【消印有効】
応募方法
ホームページから申請書をダウンロードし、必要書類の作成・準備を行った上で郵送での応募です。
おわりに|受験前に一度チェックしよう!
ここに挙げた大学に限らず、受験前に応募する予約型の奨学金がある場合がありますので、出願前のいまのうちに確認しておきましょう。次回は関西の大学を取り上げます。