【報告】金銭基礎教育プログラム「MONEYCONNECTIONⓇ」〜お金と仕事について考えよう〜

プログラム報告

お金と仕事について考えるワークショップを開催!

2020年10月17日(土)にあしなが高校奨学生 10 名を対象に、“お金と仕事”について考えるオンラインワークショップを開催しました。

ワークショップの詳細

これから先の長い人生において、進学や就職、結婚や子育て、介護や老後の暮らし等、何かしらのライフイベントが発生してきます。何よりも高奨生の皆さんには、高校卒業後の進路選択は、奨学金の返済にも関わる重要な問題です。

こそで、今回は若者の就労支援を行っている、育て上げネット様より講師をお迎えして、「生きていくために必要なお金のこと」を知り、様々な状況をシミュレーションしながら将来の生活をイメージするワークショップを実施しました。

生活費をシュミレーション!高校生のリアルな反応

ワークショップでは、10年後に一人暮らししている想定で給与が20万円だったときに生活費がどうなるかを、さまざまな項目から予想してみました。家賃や水道光熱費など、想像がつきやすいものから高校生にとっては身近とは言えないような「国民健康保険」や「国民年金」、「所得税」や「住民税」についても解説が。給料からあらかじめ差し引きされる制度が一般であることについて触れられると「こんなにもお給料から引かれちゃうの!?」とワークショップ中のチャットは大いに盛り上がりました。

後半は、参加者ごとに「職業」や「月収」がランダム設定され、ドキドキしながらもどれほどの労働時間が必要であるのかを実践的に学べるプログラムでした。

お金をかせぐにはどれだけの労力が必要か、暮らしていく上でどのようなお金がどれくらい必要なのかがわかった

フリーターや派遣社員、正社員との違いがわかり、自分が将来生きていくうえで大切なお金と時間の管理について学んだ。

参加者のみなさんはこのような感想を持って、これから社会に出たときに必要なお金と仕事の素養を培っていただくことができました。

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