担任の先生のひとことで、大学進学の道が開けた。

大学生の声

――自己紹介をお願いします!

東京経済大学 現代法学部3年の田端宏美(たばたひろみ)です。

趣味はマンガやアニメを見ることです。

よろしくお願いします!

――どんな高校生でした?

学校に毎日行くことを心がけていて…学校の定期テストの成績は良かったのですが、模試の成績はあまり良くなかったです。長期的というよりは「ここだけ」みたいな短期的な記憶が得意でした。なので学校では真面目だと思われていたんですけど、塾ではそうは思われてなかったですね(笑)。部活は週1回であまり忙しくなかったので、部活とアルバイトを両立していました。通っていた高校は本当に普通の公立高校で、一部の人が就職で、大学と専門学校に進学する人がそれぞれ同じくらいの割合だったかな。

――なんで大学に進学しよう思ったのですか?

ずっと製菓の専門学校に進学するつもりで、いろんな学校に見に行ってました。学校の先生ともいろいろお話してたんですけど、「お菓子をつくるだけではなくて、別のことをやりたいのかも」と思うようになったのが高校3年生の初め頃で…

――えっ高3ですか!?

はい(笑)やっぱり大学進学したいなあと思って。でも高校2年生のときの担任の先生に「専門学校に行くと今はそう思ってても、なにかあったときのために勉強はしときな」と言われていて、本当にその通りになりましたね。おかげで大学受験という選択ができました。

――コツコツ勉強を続けられていたのですね!

政治経済の先生がイケメンで、しかも授業がわかりやすくて面白くて!その高校の政治経済の授業で憲法に興味を持って、「公共の福祉」とか「幸福追求権」とかいろいろなものが保障されていてスゴい!と思って、その分野が好きになったんですよね。チョー面白いじゃんって(笑)。それで、この分野についてもっと詳しく学びたい!と思って現代法学部に進学しました。

――どうやって勉強されていたのですか?

英語の語彙を覚えるのが苦手だったので、毎朝学校に行くまでの1時間を利用して自らに単語テストを課してました。あと学校から帰ってきたら「休みたい」って思っちゃうので、自分が1番好きな政治経済の本を読んでモチベーションを保っていましたね。そして寝る前にあまり好きではない古文をやってました。苦手な科目をやってれば自然と眠たくなってくるみたいな(笑)。

――あしながを知ったそもそものきっかけはなんですか?

姉があしなが奨学金を借りていて、入ったら?と勧められました。あしながの子たちはみんな親を亡くしていたり障がいがあったりして自分と似た状況の人たちが多くて、つらいのは自分だけじゃないんだ、って感じて安心したし仲間が増えた気がします。そういう話って普通の友達とはできないけど、それができるのがすごくうれしいし良かったなって感じています。

――最後に高校生にメッセージをお願いします!

勉強をするのは嫌だと思っているかもしれないけれど、やっていたら絶対に選択肢が増えると思うので、とりあえず勉強はやっておいた方が良いです!あと、学校に行ってた方が私のように推薦をもらえたりチャンスが自分のもとにやってくる可能性が高くなるので、遅刻してでも行った方が良いですよ!

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