【心塾生インタビュー#1】新田佑さん

大学生の声

こんにちは!寒い日が続く中、お元気ですか?
新しい年が始まり、冬の寒さが一段と厳しくなりましたね⛄

今回の記事では、2023年3月から塾生長として活動している新田佑さんのインタビューを紹介します。今後、複数回に分けて、塾生のインタビューを更新していきます!

これから入寮を考えているみなさんに、寮生活のリアルな一面をお伝えすることで、少しでも入寮のイメージが広がれば嬉しいです✨

※こちらの記事は2023年3月に実施したインタビューをもとにしています。

現在、大学で学んでいること、将来やりたいことを教えてください

2011年の東北の地震で被災を経験したときに、ネットワークが繋がらないことがあって、もっとネットワークなどについて勉強したいと思うようになりました。そのことがきっかけで、今は明星大学で情報学を学んでいます。大学に通っている間に、自分が本当にしたいことはなんだろうと考えるようになって、最近では対面で子供たちを支援する仕事に関わりたいと考えが変わってきています。

あしなが心塾に入ろうと思ったきっかけはなんですか?

小中学生のときに、月に1~2回「つどい」で心塾に来ていて、その際に遊んでくれたファシリテーター(ボランティア)の大学生が塾生だったため、寮のことはもともと知っていました。ぼくも色んな人と生活しながら、今度はぼくが、子どもたちの「つどい」にファシリテーターとして出られたらいいなと思って、入りました!

心塾に入って1番よかったと思うことを教えてください

友達以上、家族未満みたいな仲間ができたのがよかったと思います。

塾生長は、どのような役割を担うことになるのでしょうか?

方針を提示して、最上級生のリーダーをまとめていくのが、僕の役割になります。

ユニット長(心塾では10人ごとに1つのユニットを組み、上級生がユニット長として寮の運営や寮生のサポートする役割を担います)たちと一緒に1、2年生との1on1などをとおして、頑張っていることや大変なことを把握することを、最上級生の皆でやっていきます。

塾生長として、今後どのような心塾を作っていきたいですか??

コミュニケーションを第一に、「お互いが好きじゃなくても、リスペクトできる」「お互いの頑張りを認めあえる」良い雰囲気の寮を作っていきたいです。

これまで心塾では、AAI生(留学生)と日本人の間での衝突や、先輩・後輩でギクシャクするなど、塾生間でのトラブルがありました。「なんでこういうことが起きるんだろう?」と考えたときに、双方の話を聞いていると、「お互いのことを知らないことが一番問題だ」と、心塾に入ってから実感していました。なので、自分がリーダーになった際には、一番最初に改善していきたいと思っていました。人と人とを繋ぐことができる自身の強みも生かしながら、今年一年はやっていこうと思っています。

日向野渚さん(塾生長補佐)に佑さんについてお聞きしてみました

今までの塾生長は「熱血」って感じの人が多かったのですが、新田佑は一味違う感じがします。周りのことをよく見ていて、良い意味で力が抜けていると感じるので。人脈の広さや誰とでも上手くやる力があり、意見を聞いていくことができるので、塾生長にとても適していると思っています。そういう意味で、今年一年が楽しみです!

あしながさんへのメッセージ

いつもご寄付くださる多くのあしながさん、いつも本当にありがとうございます。

僕が岩手から大学進学を目指すきっかけになったのは、あしなが心塾という選択肢があったからです。あしながさんのおかげで、東京で破格の生活費で多くの仲間たちとかけがえのない時間を過ごせるということは、多くの遺児高校生にとって希望になっています。本当に多くのご理解とご支援ありがとうございます。

次回予告

次回は、塾生長補佐&女子寮長として活動している日向野渚さんのインタビューです。

次回のインタビュー記事もお見逃しなく、お楽しみにしてください!!

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