【国立・公立の高校生対象】給付型奨学金を利用して大学留学へ✈️

お役立ち情報

進学するときに必ず考えるのは、入学金や授業料ですよね。文部科学省の調査によると、令和元年の国立大学の授業料は年間約54万円、私立大学の場合は年間平均91万円。加えて、入学金が国立では約28万円、私立大学では平均約25万円かかります。

そこで、このような負担が軽減される、入学金免除や学費免除の大学や入試制度をご紹介する第2弾として、「外国大学の日本校」をご紹介します。

*今回の「入学金&学費免除」とは一円もかからずに入学から卒業までできるという意味ではなく、入学金は支払う必要があるものの、授業料が免除となったり、一定の条件をクリアすると貸与奨学金の返済が免除になるなど、広い意味を含みます。気になる制度はぜひ詳しく調べてください。

*あしなが育英会の奨学金では、日本の大学に在学している方が交付の対象となります。したがって、外国大学の日本校であるテンプル大学ジャパンキャンパスで学ぶ方はあしなが育英会の大学奨学金の対象となりませんのでご注意ください。

テンプル大学ジャパンキャンパス|持田・ストロナク全額奨学金

画像のクリックで「持田・ストロナク全額奨学金」のページにアクセスします。

テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)を志望する、国公立高等学校の日本人高校生を対象とした「持田・ストロナク全額奨学金」が新しく創設されました。4年間で約890万円の給付に加えて、希望するとアメリカへの留学費用も追加で支給される奨学金です。出願には一定の英語スコアが必要ですが、この奨学金は来年度以降も募集することが決まっています。あしなが育英会の高校奨学生で今1年生や2年生の方でも関心がある人は、一度あしながBASEにご連絡ください。インターンとしてあしなが育英会で活動しているTUJの学生さんを通してより詳しい情報などを提供する機会を検討しています。

給付内容

入学から学士号取得までの学費・諸費用全額(約890万円)
希望の場合、Bridge Program学費およびアメリカ本校への留学費用(1~2学期)を追加支給

対象者

以下を全て満たす者

  1. TUJに学位取得目的として入学を希望し、2022年3月に日本国内の国公立高等学校を卒業見込みであること
  2. 日本国籍を有すること
  3. TUJ大学学部課程への出願資格を満たしていること

出願資格

学業成績

高等学校での学業成績が5段階評価で評定平均3.0以上

英語能力

以下のいずれかのテストスコアを満たしていること
(出願日から起算して2年以内に受験したもののみ有効)

正規入学条件付き入学(Bridge Program)
TOEFL iBT79点以上53点以上79点未満
TOEFL PBT550点以上475点以上550点未満
IELTS6.0以上5.0または5.5
PTE53点以上40点以上53点未満

応募締切

2021年11月15日午後5時必着

テンプル大学ジャパンキャンパスについて解説!

文部科学省から指定を受けた「外国大学の日本校」

外国大学の日本校とは、文部科学省の指定を受けた外国の学校教育制度における教育機関です。日本の大学と同じように、日本の大学院への入学、または日本の大学との単位互換などが、正式に認められます。

テンプル大学はペンシルベニア州立の総合大学

テンプル大学はペンシルベニア州立の総合大学です。ペンシルベニア州内7ヵ所のキャンパスに加えてローマと東京にもキャンパスがあり、学生数は約3.9万人。今回の奨学金は東京にあるジャパンキャンパスの制度となります。すべての課程を日本で修了し、テンプル大学の学位を取得することが可能ですが、希望すればペンシルベニア州で授業を受けられたり、そのままアメリカで卒業を迎えることができます。

学科紹介

日本にいながら米国の学士号を取得することができるのは以下の10学科です。

  1. アート学科
  2. アジア研究学科
  3. 教養学科
  4. 経済学科
  5. 国際関係学科
  6. 国際ビジネス学科
  7. コミュニケーション学科
  8. 心理研究学科
  9. 政治学科
  10. 日本語学科

おわりに|海外大に学費負担なく進学できるチャンス

一般的に、アメリカの大学は日本に比べて学費が高額です。日本の大学に進学して、交換留学に挑戦するのも選択肢のひとつですが、今回ご紹介したように、アメリカの大学の日本校に進学し、留学する選択肢もあります。海外で学びたいという意欲をお持ちの高校奨学生のみなさんはぜひ検討されてはいかがでしょうか。

持田・ストロナク全額奨学金ホームページ

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